「お気に入りカフェ」のためならば、ちょっとくらい遠くても時間を作って出かけたくなるというもの。でも、朝、昼、夕と時間帯を問わずにふらりと立ち寄れる「いきつけのカフェ」はやっぱり、徒歩数分で気楽に行けるところがいいですよね。執筆業をしている私はたまに、自宅オフィスでは集中できないことがあって、締切日が近づいてくるとパソコンを抱えて落ち着ける場所に飛び込むこともしばしば。
そんなときにお世話になるのがここ「Voulez-Bar Cafe」(ブーレバール・カフェ)。住宅街の中にあるこのカフェでは、大きな窓からさんさんと差し込む日光を浴びて、気持ちのいい一時を過ごすことができます。
(↑上の画像はブルックリン在住のGrace Mengさんからお借りしました。Thank you for your generosity, Grace!)
テーブル同士の間隔が狭いので、隣のテーブルにいる人たちの会話も丸聞こえ。でもブエノスアイレスの人たちはそんなことも全く気にせず、自分たちの空間を楽しみます。なので、私が横で必死になって原稿を仕上げていようともお構いなし。あまり人がいないときは静かでいいし、逆に満席のときはあちこちから聞こえてくる会話がBGMの役目を果たしてくれて、不思議と仕事が捗ります。
朝はカフェ・コン・レチェ&クロワッサン、ランチタイムにはキッシュやサラダといったカフェの定番メニューがありますが、オススメなのは午後のティータイム。大きなティーポットでサーヴされるお茶と一緒に美味しいケーキをいただきながら、少しの間仕事のことなど忘れて、窓の外に見えるブエノスアイレスの日常をぼんやりと眺めるのもたまには良いものです。
Voulez-Bar Cafe
Cerviño 3802 (Republica Arabe Siria通りの角)
Tel. 4802-4817
ブログをなかなか更新することができないので、「ブエノスアイレスの日常」をインスタグラムにてゆるりと紹介しています。これからはこちらをフォローしていただけると嬉しいです♪ http://www.instagram.com/jpportena
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