ブエノスアイレスの街角の花屋さんに、爽やかな香りを漂わせる色とりどりのフリージアが並ぶ季節になりました。そしてアルゼンチンでは、春の到来とほぼ同時期に「母の日」がやってきます。
以前このブログで紹介したとおり、アルゼンチンでは10月の第3 日曜日に「母の日」をお祝いします(*紹介記事はここをクリック)。やはりこの時期になると、様々なお店が「母の日」向けのプレゼントを宣伝し始めますが、私がいつも首を長くして待っているのが「Vasalissa」ショコラティエからのお知らせです。
「Vasalissa」の今年の「母の日」のテーマはずばり「花」。ラベンダーやローズ、フルールドオランジュといった花のガナッシュ入りのチョコレートが、美しいパステルカラーの箱に詰め込まれています。ハートやダイヤモンドの形も可愛いのですが、↑の画像の左下の箱にある、薔薇の形のホワイトチョコレートには、ピンクのスプリンクルシュガーがかかっていて特に愛らしい。このチョコだけで一箱セットにしてもらってもいいくらいですね。
また、→のセットは箱までチョコレートで作られていて、 中のチョコレートはまるで宝石のような可憐さ。フランスのベルサイユ宮殿で販売されていてもおかしくないくらい上品なセットだと思いませんか。
私にとって10月は誕生月でもあるので、毎年この時期になると健康診断をするようにしています。自分を大切にする月、とでもいいましょうか。そんな10月に、母の日もお祝いしてもらえるのはとても幸運なこと。決して良く出来た母ではないのですが(娘たちよ、ごめん)、プレゼントには「Vasalissa」のチョコレートをお願いしてしまいました。もちろん「母の日」のためでなくても、春らしく美しいチョコレートをぜひこの機会に堪能してみてください。(Photos via Vasalissa Newsletter)
Vasalissa
*レコレータ支店 Callao 1940
*ベルグラーノ支店 Vuelta de Obligado 1812
公式サイト:http://www.vasalissa.com
ブログをなかなか更新することができないので、「ブエノスアイレスの日常」をインスタグラムにてゆるりと紹介しています。これからはこちらをフォローしていただけると嬉しいです♪ http://www.instagram.com/jpportena
-
皆さんは、アルゼンチンの守護聖母「Nuestra Señora de Lujan」(ルハンの聖母)のお話を知っていますか? 1630年、アルゼンチン北部の街サンティアゴ・デル・エステーロに住むポルトガル人のカトリック信者が、ブラジル在住の友人に聖母マリア像の製作を依頼し、輸...
-
アルゼンチンは、とても上質な革の生産地として知られています。世界的に有名な一流ブランドの中には、なめされた状態の革だけをアルゼンチンから輸入して、そこから製品を作っているところもあるほど。国内には質が良くて可愛いオリジナルのレザーグッズを扱っているお店がいくつ...
-
どこの国にも、昔から変わらない美味しさで、子供にも大人にも愛され続けている 「定番のお菓子」というものがありますよね。私の場合、日本の定番お菓子としてまず思いつくのは、ポッキー、ビスコ、ミルキー、といったところでしょうか。このブログでは、アルゼンチンのそういった定番お菓子を少...