早いもので、今年ももう最後の月になりました。アルゼンチンの子供たちにとっては、学校の授業が終わり、これから3ヶ月間近くの長い長い夏休みが始まるわくわくする時期です。そして、子供も大人も楽しみにしている12月のイベントといえば、やっぱりクリスマス。カトリック教国であるアルゼンチンでは、クリスマスは家族が揃って祝福する1年で最も重要な日。24日のイヴの夜に家族が集まってディナーを楽しんだあと、25日の0時の合図とともに乾杯。そのあとみんなでツリーの下に置かれたプレゼントを開ける瞬間のドキドキわくわく感といったらたまりません。
街中のショッピングモールではすでにクリスマス商戦が盛んですが、この機会に、世界中どこでも手に入るものではなく、アルゼンチン産の製品をプレゼントとしてもっと薦めるべく、メイド・イン・アルゼンチンのものばかりを集めた期間限定ショップがあります。以前このブログでも紹介したエロイーズがプロデュースする「Souvenir」(スーベニール)というお店です。
「Souvenir」は、エロイーズが友人2人と一緒に昨年から始めたプロジェクトで、今年は12月8日から24日までオープンします。ショップには、アルゼンチンのデザイナーやクリエイターたちが作るオリジナリティ溢れる商品が集められていて、「Baika」の木製自転車(画像上)や、ローラ・ゴールドステインのユニークなキッチンウェア(画像左)などなど、大量生産された商品にはない温かさとこだわりに満ちたものばかり。お馴染み「Violraviol」の新製品も扱っているとのことですので、見逃せません。今年のクリスマスには、「Souvenir」でアルゼンチン産のプレゼントを探してみてはいかがでしょう?
Souvenir(クリスマス前の期間限定ショップ)
Jose A. Cabrera 5017 (Serrano通りとThames通りの間 / パレルモ・ソーホー地区)
* 「Good Wood」というインテリアショップの2階
*オープン:12月8日~24日 午後3時から8時まで
*公式サイト: http://souvenirblog.tumblr.com
*追記:「Souvenir」では、エロイーズのお母さまパスカルさんのデザートレシピ本の日本語版も販売されるそうです。私も1冊持っていて、林檎のクランブルやソフト・チョコレートケーキなど、とても美味しいデザートが簡単に作れるので本当に重宝しています。フランスの家庭的なデザートに興味のある方、この機会をぜひお見逃しなく。
ブログをなかなか更新することができないので、「ブエノスアイレスの日常」をインスタグラムにてゆるりと紹介しています。これからはこちらをフォローしていただけると嬉しいです♪ http://www.instagram.com/jpportena
-
皆さんは、アルゼンチンの守護聖母「Nuestra Señora de Lujan」(ルハンの聖母)のお話を知っていますか? 1630年、アルゼンチン北部の街サンティアゴ・デル・エステーロに住むポルトガル人のカトリック信者が、ブラジル在住の友人に聖母マリア像の製作を依頼し、輸...
-
アルゼンチンは、とても上質な革の生産地として知られています。世界的に有名な一流ブランドの中には、なめされた状態の革だけをアルゼンチンから輸入して、そこから製品を作っているところもあるほど。国内には質が良くて可愛いオリジナルのレザーグッズを扱っているお店がいくつ...
-
どこの国にも、昔から変わらない美味しさで、子供にも大人にも愛され続けている 「定番のお菓子」というものがありますよね。私の場合、日本の定番お菓子としてまず思いつくのは、ポッキー、ビスコ、ミルキー、といったところでしょうか。このブログでは、アルゼンチンのそういった定番お菓子を少...