パリ気分からなかなか抜け出すことのできない私。そんなわけで先日、友達とのランチに選んだ場所は、パレルモ・ハリウッド地区にオープンしたフレンチレストラン。ここのオーナーのマダム・フロールは、1年半前にブエノスアイレスに来たばかりという生粋のパリジェンヌです。
ドアをくぐると、心地良さそうなリビングスタイルのテーブルが並んでいて、お天気の良い週末の朝、ブランチをいただくのに最適のスペースが作られています。
食事をオーダーすると、まずは飲み物と一緒に日替わりのおつまみ(ガスパッチョと、ブラックオリーヴのブルスケッタ)のサービスが。軽いランチが目的だったので、私も友達も前菜は頼まず、シーフードのメインディッシュをオーダーしましたが、ソースがとても美味しかったので、そのソースをいただくために結局パンをたくさん食べてしまうことに。
ちょうどこの日はお店が空いていたので、食事のあとでマダム・フロールとしばらくおしゃべり。「ブランチのメニューをもっとフランスっぽくすることに決めたの!」と言うフロールに、友達は、自分がフランスで食べて感激したというタルト・フランベをレパートリーに入れてとリクエスト。そこへ、パリに3年間留学していたという建築家の男の子が食事にやって来て、彼もフレンチ・ブランチのアイデアに大賛成していました。
「パリに帰りたいとは思わないわ。だってまだまだ南米を楽しみたいから」と話す明るくて気さくなマダム・フロール。今度はメニュー改革後のブランチを味わいに行きたいと思います。
La Maison
Honduras 5774 (Bonpland通りとCarranza通りの間/ パレルモ・ハリウッド地区)
Tel. 3979-2970*公式サイト:http://www.lamaisonba.com/
*追記:オープンの時間は日によって異なります。ご来店の際は必ず上記のサイト、もしくはお電話にて事前にご確認ください。